【個別株】FPパートナー(7388) – 「マネードクター」運営企業、資産運用の重要性高まる中での当社の将来性とは?

【個別株】FPパートナー(7388) - 「マネードクター」運営企業、資産運用の重要性高まる中での当社の将来性とは?個別株
【個別株】FPパートナー(7388) - 「マネードクター」運営企業、資産運用の重要性高まる中での当社の将来性とは?

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FPパートナーは、

・資産運用
・教育資金準備
・住宅ローン対策
・相続対策

などのお金に関する悩みを、
無料でFPに相談できる「マネードクター」を全国展開する大手です。

子ペンギン
子ペンギン

教育資金の準備とか大事だよね、、
(僕も私立行きたいし)
でも、何故株式投資でそこまで注目されているの?

「マネードクター」経由、または代理店経由の集客により
相談に来たお客さんを相手に、
営業社員が保険商品を販売、収益を得ています。

一見特別なビジネスを展開していないように見える同社ですが、
保険契約締結期以降も、保険契約者からの支払いに応じて、
継続手数料が得られる仕組みとなっています。

つまり、収益の一部がストック型となっています!

顧客数の増加に応じて安定した収益基盤を築くことが可能で、
売上高・経常利益の長期的な成長が見込めることから、
株価も伸びが見込める、というわけです。

この記事では、そんなFPパートナー社の
事業内容、業績推移、株価推移、将来性について触れていきたいと思います。

↓他にもストック型収益を得ている企業を紹介していますので、ご参考まで!

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事業内容

「マネードクター」

主に保険の販売によって発生する手数料収入が中心です。

同社は保険代理業を営んでおり、

・生命保険代理店業:売上高の 95.7%、
・損害保険代理店業:売上高の 4.2%

を占めています。

FPパートナー社の特徴①:ストック型収益

主な収益源である生命保険の場合、

生命保険の契約が成立すると、生命保険会社から販売手数料を得ます。

契約成立時に初年度手数料及び業務品質支援金(フロー型収益)が得られ、
契約後複数年にわたって継続手数料(ストック型収益)が得られます。

こうしたストック型収益が存在することで、同社の収益の安定性が確保されています。

FPパートナー社の特徴②:集客・提案の分業制度

営業といえば、顧客の開拓・提案を両方担うことが基本だと思いますが、

FPパートナーでは集客・提案を分業しています。

集客:企業提携を主体としており、
保険代理店や募集関連行為従事者といった提携企業から連携される

提案:同社の営業社員が、見込み客への商品・サービス提案を実施

集客時点である程度、顕在化しているニーズに対する提案を行うことができるため、
成約率もある程度高く、集客案件数の増加に伴い、売上高も拡大する仕組みとなっています。

FPパートナー社の特徴③:優秀な営業社員を揃える

全営業社員の 30.9%が MDRT の会員であり、
この比率は国内の業界平均の推定値である 0.6%をはるかに上回っています。

MDRTとは、生命保険・金融サービスのプロフェッショナルが集まる組織で、

1年間の販売手数料が一定額を上回るなど厳しい入会基準があります。

業績推移

FPパートナー社の業績推移は以下の通り。

 2022年11月期2021年11月期
売上高(億円)256209
経常利益(億円)3818
   
EPS(円)230.06122.47
ROE(%)41.758.8
   
FCF(億円)3922
営業社員数(人)2,0141,858

売上高、経常利益は堅調に推移、
一株あたり収益であるEPSもほぼ倍増しています。

また、営業社員の増加により、対応可能な集客案件数も増加、
売上高も伸びています。

株価推移

成長性

FPパートナー社の成長に欠かせない要素は、
提携案件数・営業社員の継続的な増加になるでしょう。

老後2,000万円問題や、NISA拡充により、
三大資金需要と言われる 

子育て・住宅・老後

の資金準備についての関心は高まっています。

この関心の高まりを追い風に、提携案件数が増加傾向にあれば、
既存契約による継続手数料もあり、売上高の安定的成長に繋がります。

また、提携案件数の増加に伴う営業社員の増員も欠かせません。

決算ではこれら2つの指標は注目ですし、
安定的に増加している限りは株価も伸びますが、
一方で成長に陰りが見えた途端に一気に下落する可能性もあるので、
注意が必要です。。

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