生理痛の時、罪悪感なく休むためのマインドセット

日記

生理痛の症状は人によって本当に様々だと思うのですが、
多くの人に共通するのは「ああ、生理痛のせいで時間を無駄にしてしまった…。」
という罪悪感ではないでしょうか。
仕事や学校を休んだり、予定をキャンセルしたり、休んだりキャンセルしたりしないまでも、一日だらだらと過ごしてしまったり…。

https://oshiete.goo.ne.jp/qa/12906474.html
上記のようなお悩みを見ると、とっても共感して自分まで辛い気分になります…。

私の場合、頭痛・腰痛・腹痛で、
生理1日目~2日目は普段通りの生産活動ができない月がほとんどです。

高校生や大学生のころは、そのせいで大きな罪悪感を感じで落ち込んでいたのですが、
社会人になってからは捉え方を変えて、だいぶ割り切って過ごすことができるようになりました。

どんなマインドセットで乗り切っているのか、紹介します。

STEP1:仕方がないとあきらめる

えええ~わかっているけどそれができないから困っているのに!
と見出しにがっかりしてしまったあなた、ぜひ最後まで落ち着いて読んでくださいね。

本当にあきらめていますか??

例えば、あなたが腕を骨折をしたとしましょう。
もし腕が折れていたら、荷物を持つことは絶対に不可能ですよね。
甘えだとか、自己管理ができていないとか、
そんなことは思わないですよね…。

生理痛も同じことです。
(例えば、生理痛が原因でお腹が痛いから)仕事・学校に行くことが不可能、普段通りのパフォーマンスを出すことは不可能なんです。
それ以上でも、それ以下でもありません。
まずは上記のことを認めて、心の底から納得してあきらめましょう!

骨折や怪我であればすぐ諦められるのに、
なぜ生理痛は簡単に諦められず罪悪感ばかり募ってしまうのか。
3つの要因があると、私は思います。

1.女性にしか起こらないことだから

学校や職場では男性と一緒に活動することも多いですよね。
自分事として生理痛を経験しない人に、どの程度辛さが理解してもらえるのか不安になったり、
自分が休む代わりに負担をかけてしまうことに申し訳なさを感じたりすることが、
罪悪感に繋がるのだと思います。

でも、骨折したことがない人でも、「骨折した人は普通の動きはできない」ということは想像できないですよね。
だから、大丈夫です。
想像力のある男性なら、状況をちゃんと理解してくれます。

中には全く理解してくれない男性もいます(私もそういう人に出くわしたことがあります)が、
そんな人はスルーしましょう。
想像力のない、自己中心的な人です。

2.毎月起こるから

毎月仕事や学校を休んだりするのって、生理痛以外の理由ではあまり起こらないことですよね。
だから、また休んでしまって申し訳ない…」と罪悪感を感じてしまうんだと思います。

これも、極論しかたないです。あきらめましょう。

3.人によって症状にばらつきがあるから

もしも生理痛が、すべての女性にとって同じぐらいの痛みと症状であれば、
「女性が定期的に生理痛で不調になるのは仕方がない」というコンセンサス(合意)が、
社会全体でばっちり浸透しそうですよね。

ですが、そう単純でもないのが生理痛。
人によっては生理痛がほとんどなくて普段通り仕事や学校に行ける人も一定数いる印象です。

そういう人と比べて、「Aさんは生理関係なく元気に働いているのに、私は全然だめだ…」と
罪悪感を感じ出しまうんだと思います。

これも、個人差があるということを認めて、
諦めることが必要です。

STEP2:身体の中が頑張っていると、自分を最大限褒める

現状に諦めがついたところで、次に試してほしいのは「自分を褒める」ことです。

実際に目に見えるわけではないですが、
生理前や生理期間中、体は不要になった子宮内膜の排出というとてもエネルギーの必要な仕事をしています。

子宮内膜と一緒に血も出るし、本当に大変なお仕事をこなしているわけです。
なので、そのことを素直に褒めてあげましょう。
生理痛で苦しんでいるとき、あなたは何もしていないわけじゃなくて、
生理という活動を一生懸命しているのです!

いかがですか?そう思ったら、少し罪悪感が薄れたのではないでしょうか?

STEP3:ほんの少しだけ、できることをやってみる

無理は禁物ですが、罪悪感を消すために一番有効なのは、
「できることをやる」ことだと思います。

例えば、お腹が痛すぎて学校にはいけないし布団から動けないけど、
英語の教材を聞き流してみようとか、
なかなか時間がなくて読めてなかった本を読もうとか、
そういうことです。

私の場合は、頭が痛くて、深く考える仕事やパソコン・スマホ作業が長時間できなくなることが頻繁にあるのですが、
その時は割り切って、部屋を掃除してみたり、編み物をしたり、軽めの本を読んだりと、
少しでも手を動かすことを意識しています。

こうすることで、「何もしていないわけではない!」という小さな自信につながって
罪悪感が一気に薄れます。

加えて、何をするか考える過程で、
「できないこと」ではなく「今できること」に意識が向くので
そのことが気持ちを少しポジティブな方向に持っていってくれる感じがします。

人それぞれだけど…

上記のステップは、割とどんな生理痛の人にも、取り入れていただける部分があるんじゃないかなと思っています。
ぜひ、少しでも罪悪感を減らして、前向きな気持ちでみなさんが365日過ごせますように。


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