↓適応障害と診断された筆者が、団体信用生命保険の引受が可能だったか、
説明している記事はこちら!
「一生に一度の買い物」と評される、住宅購入。
物件価格は少なくとも数千万円、場合によっては1億円近くすることから、
そう称されるのも無理はないでしょう。
チュール何本分、、?
そして、手持ちの現金で物件を購入できるごく一部の方を除き、
多くの方は住宅ローンを利用して物件購入をすることになります。
住宅ローンは平たくいうと、相当多額の借金。
大半の人が人生で一度きりしか借りないからこそ、入念に比較検討をして決めたいものですが、
残念ながら借りた人の体験談や、比較というのはあまり世の中に出回っていないように思います。
それもそのはず。住宅ローンで幾ら借入可能か、適用金利は幾らかというのは、
住宅ローン利用者の勤務先、年収(いわゆる属性)に相当依拠しており、
そうした情報が含まれてしまう体験談というのは中々書きづらいですよね。
また、モゲチェックなどの比較サイトでは適用金利の比較が可能ですが、
・各金融機関で手続を進める際の利便性
(オンライン申請が可能か)
・全体的な手続の迅速さ
・専任担当者の有無
といった、実際に申込しないとわからない情報というのは存在します。
この記事では、なるべく開示をした上で、私が申込をした金融機関でのレビュー、
上記項目の比較をお届けしたいと思います。
少しでも参考になれば幸いです。
前提:筆者の属性は?
簡単に、この記事を書いている筆者がどんな人間か記載しますと、
申込した金融機関はどこ?
合計で6行に申込をしました。
住信SBI、三井住友信託、三菱に最初に申し込んだけど、
結果が芳しくなく、追加でソニー銀行、みずほ、りそなに申し込みました。
属性で触れた通り、筆者は適応障害から復帰途中であり、
そうした状況での申し込みでしたので、残念ながら最初に申込をした住信SBI、三井住友信託は団信が通らず、残念ながら審査落ちしてしまいました。
ですので、本記事で比較しているのは、三菱UFJ、みずほ、ソニー、りそなになります。
では、以降の項目で実際に金融機関の比較をしていきます!
手続の利便性
手続の利便性というと漠然としていますが、
・手続をどの程度電子上で対応できたか
という観点で見ていきます。
銀行名 | 総合評価 | コメント |
三菱UFJ | ○ | 本審査申込、団信まではオンラインで完結。ワイド団信は郵送 |
みずほ | ○ | ネット申込も可能と後から知ったが、私の場合は本審査申込、団信申込、全て書面対応だった |
ソニー | △ | ネット銀行であるにも関わらず、本審査申込が書面での提出だったため、△評価 |
りそな | ◎ | 本審査申込、団信、ワイド団信含め全てオンラインで完結 |
手続き、対応の迅速さ
銀行名 | 総合評価 | 本審査完了にかかった期間 |
三菱UFJ | △ | 4週間。 団信での審査検討→取扱不可→ワイド団信での申込、と二段階踏んだので、 時間がかかったのかもしれないが、ソニー、りそなと比べると、時間を要した。 |
みずほ | △ | 恐らく三菱UFJ銀行同様、4週間ほど。 ソニー、りそなの結果が先に出ており、団信での引受が可能、 みずほの結果を待たずして申し込みをしてしまったため、わからず |
ソニー | ○ | 3週間ほど。 りそなに次いでスピーディーな対応だった。 |
りそな | ◎ | 2週間強、4行の中では最も早かった。 |
専任担当者の有無
銀行名 | 有無 | 補足 |
三菱UFJ | 有り | ログインサイト上から、メッセージを送ることができるので、 些細な質問でもすぐに確認することができ、便利。 |
みずほ | 不明 | 都合上、書面での手続きとなってしまったため評価できないが、 オンライン上であれば担当者がつくのではないかと推察。 |
ソニー | 有り | ネット銀行のため担当者なしかと思いきや、 担当者がつき、メールや電話等で案内をしてくださった。 メールで質問をした際にも、迅速に対応してくれて有り難かった。 |
りそな | 無し | なし。電話での案内はあれど、専任の担当者はつかなかった。 |
(番外編)疾病持ちへの対応
三菱UFJ:団信での取上げに際して、かかりつけ医の診断書の提出が求められました。
診断書作成には6,000円(保険適用外)かかり、そこそこ高かったにも関わらず、
団信は結局通らなかったので、無駄にお金を払っただけでした。。
ワイド団信は、融資希望額が一定以下の場合は診断書の提出は求められませんでした。
みずほ:診断書の提出は求められなかったものの、金融機関の中で唯一、
復職後の給与明細6ヶ月分の提出を求められました。
ワイド団信での借入の場合、借入額は当初希望より大幅に減額となった上、
金利も高くついてしまいました。
ソニー、りそな:ワイド団信提出以外は、特別な提出書類はなし。
最終的な金利水準
全て変動金利で申込しました。
三菱UFJ銀行はワイド団信、ソニー・りそなは通常の団信です。
銀行名 | 総合評価 | 金利水準 |
三菱UFJ | ◎ | 0.57%(+0.3%のワイド団信含む) もし通常の団信で借入ができていれば、 +0.27%と断トツで良い金利だったため、高評価。 |
みずほ | 評価外 | 審査に時間がかかり、他行の結果が出始めた時期になっても審査結果が出ず。 待機期間中にソニー銀行さんに決めてしまったので、金利水準はわからず。 |
ソニー | ○ | 0.298% ネット銀行らしく、金利は低く抑えられている。 ワイドではなく通常の団信での借入ができたのも評価高い。 |
りそな | △ | 0.340% 金利はソニーに比べた高い上に、最優遇金利での借り入れをするためには、 定期預金の開設や投資信託の積立などが必要条件となっており、 「うーん、、」という感じ。 |
まとめ
いかがでしたでしょうか。
私自身の申し込み体験を踏まえて、三菱UFJ、みずほ、ソニー、りそな銀行についての
ざっくりとした感想をまとめました。
個人的には、上記あげた中で選ぶなら、
三菱UFJ銀行:手続きのほぼ全てがオンラインで完結する利便性、担当者がつくサポートの手厚さ、金利の低さ、のバランスが良い。希望者は当然店頭での申し込みも可能ですし、おすすめです!
ソニー銀行:ネット銀行のため、金利は総じて低く、またサービスも丁寧でした。
参考になる部分があればとても嬉しいです。