直近、Netflixのドラマ「サンクチュアリ -聖域」のヒットもあり、
注目度が高まっている大相撲。
今まで大相撲に殆ど関心がなかったのが、
家族が熱中し出したのをきっかけに、好きになりました!
大相撲の魅力は色々とあると思うのですが、
相手より先に手をつく、もしくは土俵から外に出たら負けというシンプルなルール設定の中で、
・鍛え上げられた肉体同士がぶつかる迫力
・短い時には数秒で決着がつくというスピード感
・番付に基づく上位力士の貫禄、確かな実力
・少しでも上の番付に這い上がりたい下位力士の意地
数えきれないほど魅力がありますね。
大相撲に魅了されてから半年が過ぎ、
テレビ観戦でも十分に迫力があって楽しめるけど、
せっかくだったら生で相撲を観戦してみたい!
と思うようになりました!
ただ、何事もそうですが、初めて観戦に行くとなると、
わからないことだらけですよね。
初心者のコアラ
大相撲のチケットなんてとったことないし、
当日の予定はどのように立てたらいいだろう?
大相撲観戦初心者に向けて、同じく初心者の目線から、
チケットの取り方・コツ、おすすめの当日スケジュールまでを説明していきます!
席種・チケットの取り方
席種・料金
まずは、どのような席種があるか見ていきましょう。
大きく分けて、
・溜席:最も土俵に近く、臨場感を味わえる席。先行抽選での申し込み必須。上級者向け。
・枡席:溜席の後方から続く1階の座布団席。
一区画4人用が一般的だが、1-3人用、6人用の区画もある。
・椅子席:2階に位置し、比較的値段は良心的。
があり、土俵への近さに応じてS席、A席、B席、C席の席種が異なります。
(チケット大相撲HPより、1F、2F座席表 https://sumo.pia.jp/seat01.jsp)
各席からの眺めは、日本相撲協会HPにも掲載されています。
そして、料金は以下の通り。
枡席であれば、大体1人あたり 1万円以上、
椅子席であれば最安で4,000円ほどで観戦することができます。
1人当たり料金 | |||
平日 | 土日祝 | ||
溜席 | 20,000円 | ||
マス席 | S席 | 14,000円 | 15,000円 |
A席 | 12,000円 | 13,000円 | |
B席 | 10,000円 | 10,500円 | |
C席 | 8,500円 | 9,500円 | |
椅子席 | S席 | 9,000円 | 9,500円 |
A席 | 8,000円 | 8,500円 | |
B席 | 5,000円 | 5,500円 | |
C席 | 3,500円 | 4,000円 |
チケットの取り方は3種類
まずはチケットの取り方から。
チケットの入手方法としては、大きく3つあると言われています。
・インターネット販売(チケット大相撲・チケットぴあ含む)
・電話販売
・相撲案内所経由
このうち、初心者向けで最も手堅くチケットが取れるのは、
インターネット販売です。
電話販売ですと、予約開始日に電話回線が繋がらない可能性がありますし、
相撲案内所経由での予約は、弁当 + お土産のセット注文が慣例となっているなど、
色々と条件もつくため、上級者向けと言える予約方法だからです。
先行抽選・一般販売
インターネット販売でのチケット入手方法として、
先行販売、または一般販売の2種類、方法があります。
・先行販売:ファンクラブ先行抽選 + 大相撲チケット先行抽選
・一般販売:大相撲チケット + チケットぴあ
私が観戦した九月場所を例にすると、
チケット販売スケジュールは以下の通りでした。
ファンクラブ先行抽選とは、大相撲協会のファンクラブに入会している方が、
先行してチケットを入手する機会のことです。
大相撲チケット先行抽選とは、大相撲チケットにて一般販売に先んじてチケット入手ができる機会で、
誰でも参加できます。
そして最後に一般販売があり、大相撲チケット以外では、
チケットぴあ等でも購入することができます。
重要なことは、行きたい本場所のチケット販売スケジュールを確認し、
各種チケット販売日(大相撲チケット先行抽選開始日、一般販売開始日)を押さえておくことです。
私たちはどの席種を選択し、どのようにチケットを入手したのか?
15日間ある本場所のうち、私たちは初日のチケットを取りました。
席種
まずは席種ですが、
初めての大相撲観戦だから見やすい席がいいけど、
値段が高過ぎても嫌だし、
枡席だと数時間にわたって床に座り続けるのがしんどそう、、
という理由で、椅子席を検討しました。
そして、椅子席の中でも、比較的見やすそうな、
2階椅子S席、またはA席を狙うことにしました。
チケットの入手方法
そして、いざチケットの入手方法ですが、
私たちの場合、気づいた時にはすでに先行抽選の期間が終わっていたため、
一般販売でチケットを入手するしかありませんでした。
一般販売開始日になんとか手に入れるしかないので、
妻にも協力してもらい、チケット入手作戦を決行しました。笑
チケット販売開始時刻が10時なのですが、
私:近くのセブンイレブンのチケット購入端末にて、
チケットぴあサービスから入手すべく、待機
妻:大相撲チケットwebへの接続を試みるため、自宅で待機
そして、10時になった瞬間、チケット獲得を狙って、
私はチケット購入端末のチケットぴあサービスから、
妻は大相撲チケットへのアクセスを試行。
10時になったと同時にコンビニ端末の操作を開始。
急げ急げ〜〜!
人数を入力し、席種を選ぶ画面へ遷移。
希望していた椅子S席は売り切れでしたが、
椅子A席はまだ在庫があったため、急いで購入手続きへ。
氏名等を入力し、購入確認画面を得て、無事購入することができました!!
席の位置はこちらで選べず、システムによる自動振り分けとなるのですが、
東側の4列目の席が取れました。
椅子A席の中では最前列なので、一般販売で入手したにしては、
いい席が取れました!
一方、妻は大相撲チケットへのアクセスを試みていましたが、
アクセス集中により、チケット販売ページに辿り着かなかったそうです。
なので、一般販売でチケットを入手する場合には、
セブンイレブンの店頭販売機に行くことをお勧めします!
いざ大相撲当日!
大相撲のタイムスケジュール
実は、大相撲は朝から取り組みが始まっています。
コアな相撲ファンは、次世代のスター発掘のために観戦に行くところだとは思いますが、
初めての観戦のため、昼過ぎから国技館に行くことにしました。
11:30 – まずは腹ごしらえ、ちゃんこを食べる!
相撲文化が生み出した名物料理である「ちゃんこ」、
大相撲観戦とセットで堪能したいですよね。
大相撲観戦前に、昼食でちゃんこを食べることにしました。
選んだお店は、「ちゃんこ霧島」。
予約可能であり、駅から歩いてすぐ、という立地の良さも決め手でした。
本場所開催中は予約でいっぱいなのかな、、と思っていましたが、
観戦日1週間前に電話したところ、無事予約することができました!
予約をしておくことで、当日になってちゃんこ難民にならずに済みますね、、!
こちらは、ちゃんこ三人前!
4人で行ったのですが、量が多くて食べきれないことを懸念して、
念の為一人分少なく注文しました!
中身は、鶏肉、鳥つくね、豚肉、タコ団子、ベビーホタテ、
豆腐、油揚げ、椎茸、ネギ、、と盛り沢山。
スープは味噌と醤油をベースにしており、具材の旨みが溶け出て非常に美味しかったです。
サイドメニューも充実しており、手羽先や馬刺し、牛すじ煮込み、大盛りサラダを堪能しました。
(写真に残してあるのが大盛りサラダのみでした、、😭)
13:00 – 国技館へ移動!
ちゃんこ霧島から国技館へは徒歩数分、あっという間です。
駅付近、また国技館の周囲には、
和装に身を包んだ力士さんが普通に出歩いており、
大相撲が行われる非日常感を味わうことができます。
13:00 – 14:00 国技館内を散策
国技館の1階、2階には、相撲グッズを販売するお土産屋、ビールやおつまみを販売する売店、
相撲に関する展示が行われているミュージアムがあります。
各座席への入口はこんな感じ:
相撲茶屋:入場券の仲介や、会場での接客、案内を行う店舗。
飲食販売コーナー:揚げ物、お弁当、ビールなど、一通り入手できます。
ただ、売店はどこも混雑していましたので、ある程度列に並ぶ覚悟が必要です。
各所には歴代横綱の写真展示など、
大相撲ファンの興味を引くような仕掛けが施されており、散策しているだけでも楽しかったです!
14:00 – 2階椅子A席(東側)に到着、相撲観戦!
今回チケットが取れた2階椅子A席(東側)、4列目からの眺めはこちらです。
2階なので、ある程度距離があるのは仕方ないかなと構えていたのですが、
予想以上に見やすい席でした!
椅子も、ある程度のクッション性があり、
数時間にも及ぶ間、座りっぱなしでも問題なかったです。
(なぜか各席に栓抜きが用意されているのが印象的でした)
国技館散策中に、1階マス席の写真を撮る機会があったのですが、
一人分のスペースは座布団1枚分しかないので、かなり狭そうに感じました。
幕内土俵入りの様子。
立派な体格の力士さんが土俵の周りに整列する姿からは、
相当なエネルギーと迫力が感じられました。
今日一番の好取組、朝乃山ー若元春の様子。
帰宅、大満足の大相撲観戦でした!
弓取式を見届けた後、国技館を後にしました。
昼食にちゃんこを食べ、十両・幕内の取組を3時間ほど観戦しましたが、
全く飽きないどころか、力士たちの真剣勝負にますます魅了されることとなりました!
次は、千秋楽を観戦してみたいと思っています!
その際にはまた記事を更新しますね!