この記事では、初マラソンとして館山若潮マラソン(以下、館山マラソン)に参加した筆者が、
館山若潮マラソンの特徴、当日レースまでの過ごし方、館山マラソンを走ってみた区間別の感想 + ポイント、を記していきます。
館山マラソンに参加する方はもちろん、初マラソンに挑戦する方にも参考になればと思いますので、ぜひお付き合いください!
自己紹介
・28歳。ランニング歴8年だが緩め、本格的にレース出場したのは4回ほど
内訳:ハーフマラソン 2回、10km 2回
・今回、思い切って初のマラソンに挑戦!目標はサブ4。
(1km 5分42秒で走り切るペース)
館山マラソンのコース、特徴
・風光明媚。前半は海沿いを走り、後半は山間を駆け抜ける
・後半30km以降のアップダウンが鬼門。疲労が溜まったランナーたちを苦しめる、、
・高低差があるコース。
陸上競技解説者でもある金哲彦さんは、このコースの難易度を「中の上」と評価。
・8箇所のエイド以外にも、私設エイドも充実。地域住民の皆様の温かい声援が嬉しい!

(館山若潮マラソンHP、コース&アクセス、https://tateyama-wakasio.jp/course/)
当日のウェア、持ち物
ウェア:長袖インナー、長袖シャツ、スパッツ(CW-X)、ショートパンツ、5本指ソックス
その他:ランニングキャップ、サングラス
シューズ:S4+ Yogiri
ウォッチ:Garmin Vivoactive4
レース前ゼリー:アミノバイタル パーフェクトエネルギーゼリー 1本
レース中補給食:アミノサウルス ジェル(4本)
詳細は別記事でまとめます!!
レース当日
起床〜レース会場まで
朝ごはんの消化を考慮して、6時に起床しました。
睡眠時間は9時間確保できたのでバッチリ!
朝食では炭水化物多め、かつ消化に良いものを意識して、
鯛出汁茶漬け、とろろ、野菜サラダを中心に食べました。
〜レース会場到着
今回は家族総出で応援に来てくれたので(ありがたい、、!)、会場へは車で移動。
集合時間ギリギリ、09:00頃に会場到着を目指して移動していました。
ただ、2箇所ある駐車場のうち、②の鏡ヶ浦クリーンセンターは既に満車。
さらに、館山駅側からアプローチしていた我々は、駐車場が対向車線側にあり、
入れるわけもなく、、
泣く泣く、私だけ降ろしてもらい、家族には①の館山市立第一駐車場に停めてもらいました。
もし鏡ヶ浦クリーンセンターの駐車場を使われる方は、
① 那古海岸側からアプローチ、② 早めの到着を心がける(少なくとも08:30迄に、、?)
と、無事に停められるのではないかと思います!
〜レーススタート
▪️ゼッケン、計測チップは事前に郵送されてくるため、受付は無し
▪️ホテルで着替え済み
そのため、選手招集までやるべきことと言えば、①帰りの着替えが入った荷物を預ける、②トイレ等の用事を済ませる、③ウォーミングアップ くらい。
今回は初マラソンのため、選手招集はEブロック(完走予想タイム 5時間以上)から。
招集時間が 09:20と早めであり、スタートまでに40分ほど、時間を潰すことになりました。

この時間が長くて、、事前に2回もトイレに行ったけど、
それでもレース途中でトイレに行きたくなってしまいました、、
スタート〜10km(ポイント①)
10時ちょうどにレーススタート!
号砲がなったものの、最後尾からのスタートのため、
実際にスタートラインを越すまでに5分ほどかかりました。
最初はどうしても集団走になるため、自分のペースで走るのは難しかったですが、
自衛隊基地を過ぎて海岸沿いを走るあたりからは、周囲を気にせずに走れるようになりました。
この区間のポイントは、
この区間では、典型的な冬晴れの日であれば富士山を横目に走ることができます。
青々とした海と、その向こうにそびえ立つ富士山。とてもパワーを貰えるコースです!
この区間は、平均5分25秒ほどで通過できました。
〜20km(ポイント②)
10km過ぎからは、素敵な別荘が立ち並ぶエリアを通り過ぎつつ、
ゴルフ場やリゾートホテルが位置する房総フラワーラインを走ります。
この区間のポイントは、
特に、15km – 20kmはほぼ一直線のフラワーラインを淡々と走っていくコースであり、
緩やかな下り坂もあってか、気持ちよく走れる区間です。

スタミナ、足の余力的にも、
この区間が一番走ってて楽しかった区間かもしれません、、笑
〜33km(ポイント③)
今まではこのコースの華やかな面ばかりを取り上げてきましたが、
ここからが館山若潮マラソンの本領。
20km を過ぎてから、
① 5kmほどかけて、25mを登る緩やかな上り坂
② 31km近く、1kmで同じく25m登る激坂
二つの坂がランナーを待ち受けます。

この区間のポイントは、
この区間をしっかり走り切ることが、目標タイムの達成を大きく左右します。
周りを見ると歩いている人がいるので、「自分も歩きたい、、」と悪魔の囁きが聞こえるかもしれません。
そこは必死に耐えて、坂を登りきった先の達成感を味わうべく、なんとか走り続けましょう、、!
〜ゴール(ポイント④)
館山マラソンの激坂を下りきった後は、行きと同じコースを戻ります。
早速ポイントですが、
私自身も数字だけの標高差を見ていて、
「20 – 30mの標高差を耐え切れば、ゴールまで何とかなるでしょ!」
と思っていました。
全くそんなことないです。
緩やかな登り坂 + 急坂、合間の坂により、脚力は相当削られています。
タイムも徐々に遅くなり、20km付近までにあったメンタル的な余裕も無くなります。
30km過ぎ(館山マラソンでは激坂を過ぎたあたり)からは、
加えて、館山マラソンでは向かい風が吹き、ランナーのペースを狂わせます。
私も、既に脚力、メンタル的な余力が無い中、25km過ぎから出ていた吐き気もあり、
ペースが相当落ちてきてしまいました。(具体的には、1km 5分50秒 – 6分00秒くらい、、)
初マラソンに挑んだ筆者なりに、反省点をまとめる記事は別途書きます!
感想
結果的に、サブ4は達成できませんでした。
序盤に少しだけ貯金を作れたものの、後半の30km付近、そして35km以降の失速もあり、
残念ながら達成できず。
ただ、穏やかで美しい海岸線を眺めながら走ることができ、地域の皆さんの温かい応援を浴びながら、
温暖なリゾート地である館山を思う存分堪能できる本大会は、間違いなく出場する価値があります!
この記事を読んで、少しでも館山マラソンを走りたい!と思ってくだされば嬉しいです!!