【個別株】サインド(4256)- 美容業界で予約・集客・販促を支援するサービス、成長性が期待される銘柄!

【個別株】サインド(4256)- 美容業界で予約・集客・販促を支援するサービス、成長性が期待される銘柄!個別株

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突然ですが、ここで質問です!

日本で一番店舗数の多いのは、
以下のうちどれでしょうか?

ねこ
ねこ

正解したら、チュールが欲しい。。

  1. コンビニ
  2. 美容室
  3. 歯医者

正解は、、??

なんと「美容室」です!

ねこたち
ねこたち

え、、?コンビニじゃないの??

クイズ番組でも出題されやすい問題なので、
ご存知の方もいらっしゃったかもしれませんが、

美容室:25.4万(2019年末時点)

歯医者:6.8万(2019年10月時点)

コンビニ:5.5万(2020年末時点)

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思えば、皆さんが住んでいらっしゃる街にも、
駅前や大通り沿いには美容室があるような気がしませんか、、?

コンビニの店舗数の方が感覚的に多いのでは、と考えてしまうのは、
行動経済学における法則「利用可能性ヒューリスティック」によるものです。

思い出しやすい記憶を優先して評価してしまう思考プロセスで、
印象が強い事柄や記憶に残りやすい事象など、記憶が鮮明であるほど、
その対象の頻度や確率を高く考える傾向があります。

話題を戻して、、

美容室に行こう!と思い立った時、
予約をしますよね。

その際、電話で予約をされる方もいれば、
ホットペッパービューティ、Ozmallなどの
予約サービスを利用される方も多いと思います。

ネット予約が急速に普及する中、

複数の集客サイトを利用する理美容店舗が
各集客サイトの情報を管理するには、

それぞれの管理画面から予約情報や店舗スタッフのシフト情報を更新する必要があり、
多くの業務負担が発生しています。

今回ご紹介する サインド は、
一元管理による予約管理の自動化に加え、

店舗と顧客のつながりを構築するアプリ
「ビューティメリット」を展開、
店舗運営の大幅な効率化を実現しています。

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事業内容

同社は、集客から予約、施術(カルテ)、
会計、アフターフォロー、データ分析
に至るまでを一気通貫で支援するアプリ「ビューティメリット」を展開しています。

ビューティメリットは、2022年9月時点で、6,411店舗に導入されており、
2018年3月期の 1,745店舗と比較すれば、年平均成長率 35% 。高い成長率を誇ります。

導入店舗には Earth、MINX などの、
人気美容室も含まれます。

具体的な機能としては、

(予約)
・24 時間利用可能な予約機能
・マイページ機能による予約履歴の確認

(販促)
・店舗独自に設定できるポイント・ランク機能によるリピーター化支援
・クーポン配信、プッシュ通知等による来店促進
・インターネットによる商品販売等の EC 機能

(決済)
・顧客がネット予約時にクレジットカード情報を登録、
 施術終了後に登録情報から決済可能

(フォロー)
・トーク機能を活用したアフターフォロー

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財務状況

同社の売上、利益は以下の通りです。

(百万円)2022年3月期 3Q2023年3月期 3Q
売上高785959
売上総利益695863
営業利益247283
EPS(円)30.7334.14
自己資本比率(%)91.993.5

同社の原価率は 17.1%であり、
極めて低い水準です。

証券リサーチセンターのレポートによれば、
コストは以下の項目で構成されています。

・開発部門の技術者に支払われる労務費
・営業(カスタマーサポート等を含む)・管理部門の給料及び手当
・役員報酬
・サービス提供に係るサーバ費用
・地代家賃、支払手数料

インターネットを使ってサービスや物販を行う
企業の中には、広告宣伝費の負担が重い例が散見されますが、
同社は口コミを通じた顧客獲得が多く、
広告宣伝費の支出は少ないです。

その結果、営業利益率は 27.4%に達しています。

また、販管費を含めたコストのうち、
変動費はサーバ費用等の売上原価に係る経費の一部 + 代理店手数料程度であり、
証券リサーチセンターでは同社の限界利益率を 9 割前後と推測しています。

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株価推移

同社は 2021年12月に上場を果たして以降、
株価は右肩下がりとなっています。

上場日の終値は 2,969円、
割高だったこともあってか、

売りが先行し、
一時は1,000円を切る場面もありました。

株価指数は、

PER:33.2 倍
PBR:2.5 倍

となっています。

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まとめ

成長株を見極めるには、市場規模・ビジネスモデルのユニークさ・財務の健全性など、
様々な要因を見る必要があります。

サインドの対象顧客は、ヘアサロン(美容室・理容室)、ネイル・エステサロン等の理美容店舗。
美容室だけでも 25万店舗ほどあることから、
現在の契約店舗数 6,000 から比較して、非常に伸び代があると思われます。

カットや施術に集中したい理美容師にとって、
予約システムの管理や、来客データの分析を通した販売促進など、
重要性はあるものの時間・リソースを費やしたくない分野でもあると思われます。

痒い所に手が届くような、ビューティーメリットのサービスは、
一層多くのサロンに導入されると思われますし、
成長スピードもまだ衰えないのではないかと考えています。

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